小さいころは泣き虫で、ぼーっとしていて、何をするにも他の子よりワンテンポ遅くマイペースだった長女は、幼稚園でもいつも先生の世話になりっぱなしでした。人気の保育園を奈良の大和高田にも給食を食べるおわるのも一番最後、お着換えも一番最後、何をするにもいつも一番最後で、他のお友達に手伝ってもらってばかり。でも幼稚園も先生も大好きで、毎日楽しく登園していました。そんな長女が卒園して4年経ち、まだ心配なところはあるけれど、もう泣き虫じゃない立派な4年生になりました。口コミで奈良の保育園からして同じ幼稚園に通っている次女の運動会で久々に幼稚園を訪れると、当時から勤めている先生方が長女を見て、「〇〇ちゃん、大きくなったね!」「〇〇ちゃん、久しぶり」と、名前を読んで声をかけてくれました。担任だった先生だけではありません。他の組の担任や補助の先生、バスの先生まで、皆名前を覚えて呼んでくださいました。最初は親である私と一緒だからそれでわかったのかな、とも思いましたが、別行動していた時にも何人かの先生に声をかけてもらったそうです。4年前と比べると背も伸びて、顔つきもお姉さんらしくなって変わっています。それでも先生たちは教え子のこと、わかるんだな、ずっと覚えていてくれているんだなと思い、とても嬉しく温かい気持ちになりました。